商品仕様 【素材:絹100%・未仕立て・幅約36cm×長さ約12.3m】 ※ この商品は別途お仕立が必要です。
■ 世界遺産にも指定されている鹿児島県 屋久島の屋久杉を使用して染められた絹糸を使用して手織りされた、9マルキ・総絣の夏物 本場大島紬です。
「マルキ」とは大島紬の絣文様の細かさを表す数値の事で、縦糸総数1240本中の絣糸(模様を現す糸)の本数を示しています。
主に、5マルキ・7マルキ・9マルキなどが生産されていて、数値が大きくなるほど、絣糸の本数が多くなり文様が細かく精巧になることを意味しています。
当商品のような9マルキの大島紬の場合ですと、縦糸総数1240本中、実に768本もの絣糸が織り込まれていて、これだけの数の絣糸を縦横の模様がずれないように丁寧に合わせながら織り上げるには、気の遠くなるような大変な労力と織り手の熟練の技術が必要とされます。
ご着用時期 5月中旬以降〜9月中旬ころ。
透け感が適度ですので、お単衣の時期から盛夏まで通してご着用いただけます。
お合わせ カジュアルシーン用のお着物です。
普段着・街着・お稽古や軽めのお茶会・カジュアルなパーティなどにいかがでしょうか。
お合わせは名古屋帯(九寸帯)・八寸帯・四寸帯、また金箔などのないカジュアルなデザインの袋帯などもお合わせ頂けます。
商品概要 大島紬伝統の「泥染」と屋久杉を使用した「屋久杉染」の両方の染色技術を用いて染められた絣糸を使用して、生地全体に麻の葉模様が織りなされています。
麻の葉模様とは、形が麻の葉に似ていることからこの名が付いた模様です。
麻は成長が早く丈夫であるため、健康を助ける意味のある吉祥模様として古くから愛されています。
大島紬の代表的な染色方法である泥染は、テーチ木(車輪梅)と言われる奄美大島特有のバラ科の植物の煮汁に数20〜30回、鉄分が多く粒子の細かい奄美大島の泥に4〜5回も漬け込むことにより、化学染料では真似の出来ない、深みのある美しい黒褐色が生まれます。
また、屋久杉から時間をかけて煮出された染液は、絣文様に自然味豊かな優しい風合いを与えています。
大島紬の象徴でもある精巧な縦横の絣文様は、締機(しめはた)という大島紬独特の機織り機で染め残すところを綿糸で防染しながら一度織り上げ、染めてから一度解き、再び模様を合わせながら織り上げるという、気の遠くなるような手間のかかる作業を経て表現されます。
このことから、“大島紬は二度織られる”と言われています。
こうして織りあげられた生地には、程よいハリとシャリ感があり、とても爽やかな風合いがあります。
夏大島として織られた当商品は、透け感が適度ですので、お単衣の時期から盛夏まで通してご着用いただけます。
生地には、本場大島紬であることを証する 本場大島紬織物協同組合発行の証紙と、経済産業大臣指定の伝統的工芸品であることを証する伝統マークが添付されています。
本場鹿児島県で、大変な手間と労力を要する伝統的な製法を守り、一本一本丁寧に織り上げられている本物の証です。
9マルキ・総絣の夏大島は、その贅沢さゆえ、限られた本数しか織られることはなく、非常に珍しく希少です。
お探しの方もいらっしゃたのではないでしょうか。
一着はもっていたい憧れの着物、9マルキ・総絣の本場夏大島をこの機会にぜひご検討ください。
※ 商品の写真は、可能な限り現物に近いお色での掲載をしておりますが、ご覧のモニターにより、多少の違いがあることがあります。
あらかじめご了承下さい。
※ この商品は別途お仕立が必要です。
盛夏のお出かけに、新感覚の夏大島はいかがでしょう。
お目に留まりました方は、どうぞご検討くださいませ。