◆最適な着用時期 6月下旬〜9月上旬の盛夏 ◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません ◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、お稽古、ランチなど ◆あわせる帯 夏の自然布帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯 表:麻100%(ラミー糸、手積み苧麻)裏:絹100%    ◆背より身丈158cm(適応身長153cm〜163cm) (4尺 1寸 7分) 裄丈65cm (1尺 7寸 2分) 袖巾32cm (8寸 5分) 袖丈53cm (1尺 4寸 0分) 前巾23cm (6寸 1分) 後巾30cm (7寸 9分) ◆居敷当てなし・背伏せあり 【裄丈のお直しについて】 概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。

≪最長裄丈≫ 裄丈66cm (1尺 7寸 4分) 袖巾33cm (8寸 7分) 詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ! ◆シーズン終わりの夏物を問屋さん協賛のもと、利益度外視の在庫処分価格にてご紹介します!セール対象とはなりませんが、現状価格が限界突破の破格値でございます。

大変お値打ちにご紹介させていただきますので、お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!憧れの文化財…越後上布。

その希少性は、ご説明申し上げるまでもないことでしょう。

ましてやあの林宗平作のお品はここ室町でも本当に数えるほどしかございません。

1955年に小千谷縮とともに国の重要無形文化財第一号に指定された越後上布は、2009年さらに、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

本作はまだお値打ちにお届けが可能な、タテ糸にラミーを用いたお品です。

重要無形文化財指定は受けられませんが、その風合いは変わりなく、 シャリ感や風通しの良さはそのままでお召し頂ける一枚です。

どうぞお見逃しなく! 重要無形文化財に指定される越後上布には、以下が定義付られております。

1 すべて苧麻を手績みした糸を使用すること。

2 絣模様を付ける場合は、手くびりによること。

3 いざり機で織ること。

4 しぼとりをする場合は、湯もみ、足ぶみによること。

5 さらしは、雪ざらしによること。

本作はこの中で、1の条件から外れるために重要無形文化財指定を受けられないお品です。

越後上布の素材である糸は、まず苧殻を抜き、 上布の原料となる皮の肉質をそぎ落として繊維だけを取り、 それを爪と指先で裂いてより合わせてつくる繊細な糸です。

お着物でしたら、約一反分の糸を績むのに3ヶ月はかかると言われております。

手績みの麻は、繊細な性質上、昔ながらの居座り機で丹念に織り上げられます。

糸が細くなればなるほど乾燥に弱くなるため、 暖房のほとんどない場所で作業は進み、雪の湿気だけが糸を守ります。

それを極寒の雪水ですすいで、糊を落として足踏みが済むと… 3月の陽気の良い日に、ご存知、雪上の雪晒しとなるのです。

越後上布の歴史は非常に古く、1200年前の奈良時代・天平年間に織られた麻布が、 今もなお、正倉院の宝物として保存されています。

「北越雪譜」の時代… いかに機織りが上手にできるかが嫁入りの条件に数えられ、 一家の経済に影響したものでした。

上布、ならではの織りひとつひとつの風合い… 素材そのものの訴えてくるような力強さ。

麻の素材感ある、柔らかな白鼠地。

そこに織りなされたのは細やかな蚊絣模様。

民芸的にも、すっきりと都会的にも、帯合わせをお楽しみいただけます。

夏の織りの着物は、手織りのものですと本当に力のあるものばかりです。

合わせる帯も、このクラスのもので贅沢をお楽しみいただければと思います。

いつかは越後上布をとお探しのお方へ… この機会に雪国の努力の結晶を、末永く、大切にご堪能下さい。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。

この点をご了解くださいませ。

※着姿の画像はイメージ写真です。

柄の出方が少々異なる場合がございます。

[文責:中村 浩二] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。

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税込価格 498,000円

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